こんにちは！
福岡市中央区大名にある大人のための音楽教室『maru music』のReikoです😊
第5回初心者のための音楽理論教室では
①chords コード（和音）
②triad トライアド（3和音）
③4種類のトライアド
について詳しく解説します♫
YouTubeでも解説していますので、ぜひご覧ください✨
①chords-コード-（和音）
コードには明るい響きのするものや、暗い響きのするものなど、いろいろな種類があります。
響きの特徴はコードのインターバルによって変化します。
複数の音を鳴らすコードに対して、1つの音のことをsingle note （単音） と言います。
note とは音符のことになります。
コードを構成しているひとつひとつの音のことをコードトーンと言います。
楽譜でよく目にする「C」や「Dm」などのアルファベットをコードネーム と言います。
コードネームからコードトーン（構成音）がわかるようになっています。
コードネームはイタリア語のドレミではなく、英語のCDEを使用していきます。
コードはメジャースケールを基準として考えていきますので、メジャースケールの仕組みがわからない方は、こちらの動画をご覧ください！
ブログでも詳しく解説しています😊
②triad-トライアド-（3和音）
triad とは1度、3度、5度の音を重ねた和音のことを言います。
日本語では 3和音 と言います。
♫1度
Root（根音）とも呼ばれ、コードトーンの中で主役、土台音になります。
コードネームのアルファベットは1度の音で決まります！
♫3度
3度はコードの性格を表しています。
Major 3rd（長3度）→明るい響き
minor 3rd（短3度）→暗い響き
1度から3度のインターバルによってコードの性格が変化します！
♫5度
5度の音はハーモニーをさらに豊かにしてくれます。
Perfect 5th（完全5度）→安定したハモリ
augmented 5th（増5度）→浮いた響き、安定を求める。
「aug」と表記され、メジャースケールの5度の音を半音上げた（♯）音になります。
diminish 5th（減5度）→マイナーコードよりさらに重くて暗い響き
「dim」と表記され、メジャースケールの5度の音を半音下げた（♭）おとになります。
triad（トライアド）はこれらの1度、3度、5度の音程の組み合わせで作られます！
Key：Cで音程の確認をしてみましょう！！
CメジャースケールのC（ド）を起点として音程を考えていきます♫
③4種類のtriad（トライアド）
triad（トライアド）3和音は4種類あります。
メジャーコード
メジャーコードはメジャースケールの1度、3度、5度の音を重ねたコードです。
コードネームは1度（Root音）の音名をアルファベットで表記します。
メジャーコードのインターバルは
1度〜3度→全音2つ分
3度〜5度→全音1つ＋半音1つ分
マイナーコード
マイナーコードはメジャーコードの3度の音を半音下げた（♭）コードです。
コードネームは1度（Root音）に小文字のmをくっつけます。
例：Cm、Dm
Dmのコードを作ってみましょう！
Dのコード「レ・ファ♯・ラ」の3度の音を半音下げます。
Dmのコードトーンは「レ・ファ・ラ」
マイナーコードのインターバルは
1度〜3度→全音1つ＋半音1つ分
3度〜5度→全音２つ分
3度の音を♭させると、明るい雰囲気から暗い雰囲気に変わります！
オーギュメントコード
オーギュメントコードはメジャーコードの5度の音を半音上げた（♯）コードです。
◯aug、◯♯5、◯＋5 と表記します。
インターバルは1度〜3度、3度〜5度どちらも全音２つ分になっています。
ディミニッシュコード
ディミニッシュコードはマイナーコードの5度を半音下げた（♭）コードです。
◯dim、◯m♭5、◯m-5 と表記します。
インターバルは1度〜3度、3度〜5度どちらも全音1つ＋半音1つ分になっています。
次回はメジャースケールの練習方法についてお伝えしていきまーす！
お楽しみにー♪
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