こんにちは!
福岡市中央区天神の大名にある大人のための音楽教室『maru music』のReikoです😊
当教室では、ボーカル、ピアノ、ギター、作詞作曲、お好きなレッスンを組み合わせてのご受講が可能です✨
第17回初心者のための音楽理論教室では
①セカンダリードミナント
②使うときのルール
③使ってみよう!
について詳しく解説していきます✨
YouTubeでも詳しく解説していますのでぜひご覧ください!
ドミナントモーションがわからない方は先にこちらをご覧ください❣️

①セカンダリードミナント
ダイアトニックコードの中にドミナント7thコードは1つだけです。
ことドミナント7thコードをプライマリードミナント と言います。
※プライマリーには第1のという意味があります。
ですのでV度→Ⅰ度というドミナントモーションの流れも1種類だけになります。

Key:Cのドミナントモーションは
G7→CM7(C)
Key:Aのドミナントモーションは
E7→AM7(A) になります!
このV7がⅠへ引き寄せられる引力を利用して、別のドミナントモーションを作ることを セカンダリードミナント と言います。
例えばこちらのコード進行を見てください。Key:Cのダイアトニックコードです。
C→Am7→Dm7→G
こちらのDm7とGのインターバルは
『レドシラソ』5度下になっています。
GをⅠ度の着地と見立てて、Gにいく引力を強めるためにDm7をD7に変更します。
C→Am7→D7→G
D7→Gという第2のドミナントモーションができました✨
こちらがセカンダリードミナントになります!
②使うときのルール
セカンダリードミナントを使うときは、調性感を失わないようにすることです。
調性感を失わないように、そのキーのスケールのRoot音を変えないようにします!
例えばKey:Cのメジャースケールが持っていRoot音は
『ドレミファソラシ』 になります。
ですので『ファ♯』や『シ♭』などをRootに持つコードはセカンダリードミナントにはなりません。
ダイアトニックコードはこちらです。

Key:CのプライマリードミナントはG7になります。
他のコードでドミナントモーションを作ってみましょう!
♫CM7をC7に変えると完全5度下のFにいく引力が強まります。
C7→F (Root音はドとファ)
Root音がスケール内の音なのでセカンダリードミナントが成立します✨
他のダイアトニックコードでも見てみましょう!
♫Dm7をD7に変えると、5度下『G』への引力が強まります。
D7→G (Root音はレとソ)
こちらもRoot音がスケール内の音なのでセカンダリードミナントが成立します✨
♫Em7をE7に変えると、5度下『Am』への引力が強まります。
E7→Am (Root音はミとラ)
こちらもRoot音がスケール内の音なのでセカンダリードミナントが成立します✨
♫FM7をF7に変えると、5度下『B♭』への引力が強まります。
『B♭』はRoot音が『シ♭』のため、Cメジャースケールにはない音です!
ですのでセカンダリードミナントの扱いにはなりません。
♫Am7をA7に変えると、5度下『Dm』への引力が強まります。
A7→Dm (Root音はラとレ)
こちらもRoot音がスケール内の音なのでセカンダリードミナントが成立します✨
♫Bm7-5をB7に変えると、5度下『Em』への引力が強まります。
B7→Em (Root音はシとミ)
こちらもRoot音がスケール内の音なのでセカンダリードミナントが成立します✨

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅵ、Ⅶ がセカンダリードミナントに変更可能ですね!
③使ってみよう!
下記のダイアトニックコードの進行から、完全5度下のインターバルを見つけて、セカンダリードミナントに変えてみましょう✨
C→Em7→Am7→C
→F→Em7→Dm7→G
Em7→Am7
C→F
Dm7→G
この3つが完全5度下のインターバルです!
セカンダリードミナントに変えると…
C→E7→Am7→C7
→F→Em7→D7→G
聞き比べてみるとセカンダリードミナントを使うことで、華やかになりました✨
実際の曲中でもたくさん使われている手法ですので見つけてみてください😊
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