初心者のための音楽理論教室⑦『3和音のダイアトニックコード』

音楽理論

こんにちは!

福岡市中央区大名にある大人のための音楽教室『maru music』のReikoです😊

 

第7回初心者のための音楽理論教室では

①ダイアトニックスケール

②ダイアトニックコード

③ダイアトニックコード一覧表

について解説していきます!

YouTubeでも解説していますので、ぜひご覧ください✨

 

 

 

①ダイアトニックスケール

メジャースケールやナチュラルマイナースケールのように、5つの全音と2つの半音を並べた7音スケールを『ダイアトニックスケール(全音階)』といいます。

 

②ダイアトニックコード

ダイアトニックスケールの音を3度ずつ重ねて作ったコードを『ダイアトニックコード』といいます。

7音それぞれの音をルートとしてコードを作っていくと、3和音(トライアド)、4和音(テトラッド)それぞれ7通りのコードができあがります。

 

例)Cメジャースケールからできるダイアトニックコードをみてみましょう!

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ

で構成されているので、、、

 

7つの3和音(トライアド)ができあがります!

 

ダイアトニックコードはそのキーのスケールの音で構成されているので、調性感があり自然なコードの流れを作ることができます。

楽曲の多くは、ダイアトニックコードを土台として作られており、曲のアクセントとしてダイアトニックコード以外のノンダイアトニックコードが使われたりします✨

 

③ダイアトニックコード一覧

まずはメジャーコードとマイナーコードの音程を復習しましょう✨

こちらを思い出しながら、各キーのダイアトニックコードを作ってみましょう!

 

♫Ⅰ度をRoot音とした場合

・Key:CのⅠ度(ド)をRoot音(根音)としてコードを作ると、、、

Cメジャーコードができます!

 

・Key:DのⅠ度(レ)をRoot音(根音)としてコードを作ると、、、

Dメジャーコードができます!

 

※keyが変わっても、全全半全全全半の配列は変わらないので、Ⅰ度をRoot音としたコードは全てメジャーコードができあがることがわかります!

 

同様にⅣ度、Ⅴ度をRoot音にしてコードを作っても、、、

Root音〜Ⅲ度→全音2つ分

Ⅲ度〜Ⅴ度→全音1つ、半音1つ分

という並びになるため全てメジャーコードができあがります!

 

♫Ⅱ度をRoot音とした場合

・Key:CのⅡ度(レ)をRoot音(根音)としてコードを作ると、、、

Dmコードができあがります!

 

・Key:DのⅡ度(ミ)をRoot音(根音)としてコードを作ると、、、

Emコードができあがります!

 

※Ⅱ度をRoot音にしてコードを作ると

Root音〜Ⅲ度→全音1つ、半音1つ分

Ⅲ度〜Ⅴ度→全音2つ分

の並びになるので全てマイナーコードができあがります!

 

同様にⅢ度、Ⅵ度をRoot音にコードを使ってもマイナーコードができあがります!

 

♫Ⅶ度をRoot音とした場合

・Key:CのⅦ度(シ)をRoot音(根音)としてコードを作ると、、、

Bm(♭5)コードができあがります!

 

・Key:DのⅦ度(ド♯)をRoot音(根音)としてコードを作ると、、、

C#m(♭5)コードができあがります!

 

※メジャースケールのダイアトニックコードは、Keyが変わってもメジャー、マイナーの役割は変わらないことがわかります!

 

 

次回は4和音(テトラッド)のダイアトニックコードを解説していきます!

 

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