初心者のための音楽理論教室①『音名、オクターブ、全音半音、♯と♭』

音楽理論

こんにちは!

福岡市中央区大名にある大人のための音楽教室『maru music』のReikoです😊

 

こちらの音楽理論シリーズでは、、、

・ポピュラー音楽理論や効果的な練習

・コードやスケールを使ったアレンジ、アドリブ、作曲法

・ポピュラー音楽のリズム、ビート

について解説していきます✨

初心者の方やクラシック専門でポピュラー音楽の勉強をされたい方におすすめの内容となっております!

 

第1回は、、、

①音名

②オクターブ、半音と全音の仕組み

③♯(シャープ)と♭(フラット)

について詳しく解説していきます。

 

youtube でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください😊

 

 

 

①音名

音名とは、高さの違う一つ一つの音に付けられた固有の名前になります。

音名は国によってそれぞれ名前が違い、私たちに1番馴染みのある音名は「ドレミファソラシド」ですね。

日本語や英語でドレミを表記すると

となります。

PopsやRock、Jazzなどのポピュラー音楽では英語の音名を中心に使っていきます!

 

②オクターブ、半音と全音

オクターブとは、ある音を基準として、周波数比が2倍、または1/2になる音のこと。

上記の五線譜の中の「ド」から、上の「ド」の音は周波数が2倍、下の「ド」は周波数が1/2となっています。

周波数比が2倍の音を

8va(オクターブ・アルタ)

周波数比が1/2の音を

8vb(オクターブ・バッサ)

と表記します。

ドだけでなく、高さの違う同じ音名はオクターブの関係にあります。

 

ピアノの鍵盤はこのオクターブを均等に12分割して作られており、白鍵7つ、黒鍵5つ、計12種類の音で構成されています。

鍵盤を階段にするとこんなイメージです。

12分割しているので1段1段の音の高さは同じになります!

 

そしてこの階段1段分を

半音(Half Tone)

階段2段分を

全音(whole Tone)

と言います。

「ミ」と「ファ」の間や、「シ」と「ド」の間も、階段1段分になりますので半音になります!

鍵盤の色で全音半音を判断しないよう注意しましょう!

 

③♯(シャープ)♭(フラット)

ピアノの白鍵には「ドレミ」や「CDE」といった音名がありますが、黒鍵には音名がありません。

黒鍵を表すときは♯、♭という2つの記号を使います。

♯(シャープ)→半音上げる

♭(フラット)→半音下げる

①の黒鍵は「ド」の音から見ると半音上がっていますので

ド# や C# と表記します。

①の黒鍵を「レ」の音から見ると半音下がっていますので

レ♭ や D♭と表記することもできます。

 

音は同じですが表記が違うのはなぜか?

♯と♭の使い分けについてはKey(調性)について学んでから詳しく解説していきます!

 

ちなみに「ミ」に♯が付くと何の音になるでしょう??

「ミ」の半音上なので「ファ」になります!

ミ♯(E♯)=ファ(F)

ファ♭(F♭)=ミ(E)

となります♫

 

 

今回は音名、オクターブ、全音半音、♯♭について解説していきました😊

次回はスケールとインターバルについてです!

お楽しみにー✨✨

 

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