こんにちは！
福岡市中央区天神の大名にある大人のための音楽教室『maru music』のReikoです😊
ボーカル、ギター、ピアノ、作詞作曲が好きな曲で学べます✨
6月も今日で終わりですが、まだまだ梅雨は続きますねー☔️
雨に関する曲をいっぱいやった1ヶ月でした🌈
本日は20代OLさんが選んだ曲をご紹介します！
『雨とカプチーノ』 ヨルシカ
この曲の楽曲分析をしています✨
楽曲分析をすると、本当に耳がよくなりますし、コードもよく聴こえてくるようになります！
皆さんはこの曲を聴いたとき、メジャーとマイナー、どちらの印象を持たれましたか？
私はメジャーのようでマイナーの要素が強いなーと感じました。
原曲はBなのですが、平行調であるG♯mの雰囲気が出ています。
わかりやすくKey:Cにして考えてみましょう❣️
まずはダイアトニックコードを確認
Key:Cですので全て白鍵でできるコードになります🎹
イントロのコード進行は
F→G→Am7→C
F→G→Am7→E7/G♯
F（Ⅳ）→G（V）の流れですと、C（Ⅰ）に着地すると素直な明るい着地になりますが、Cの前にAm7を挟んでいます。
このAm7がCの平行調であるKey:Amを感じさせています。
その後にくる明るい着地のC。
明暗が入り混じった複雑な気持ちになります。
その後のコード進行は
F→G→Am7のあと、Cには着地せずE7/G♯ で着地しています。
ノンダイアトニックコードが出てきました！
このノンダイアトニックコードE7がマイナー感を強調しています。
E7はAmのドミナントコードでもあるため、より強くAmを感じさせるんですね。
イントロのコード進行だけで、前に進みたいけど立ち止まってしまう、、、というような雰囲気があります。
リズムのほうも最初はシンコペーションで先に先に食っていくのですが、E7のところではどーんと表拍に戻ってしまうんです。
まだ歌詞のないイントロ部分だけでもかなりいろいろな情景がイメージできます✨
作った方の隠れた思いがあるのかもしれません。
楽曲分析をすると、表現の仕方に変化が出ると思います✨
よりその曲の魅力もわかります❣️
ヨルシカさん、ストーリーがあってイントロだけでもボリューミーになってしまいました！
また続きを書いていきまーす😊
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